この記事は、オンラインスクールを構築しレッスンや講座を提供できるLMS(ラーニングマネジメントシステム)であるTeachableのレビューです。
私もあなたと同じように講座を作成し2018年から販売しています。Teachableがあなたにとってベストな選択肢か確認するのに役立つようなレビューです。
具体的には
・Teachableで何ができるのか?
・他のLMSと何が違うのか?
・Teachableのデメリット・メリット
・無料から始めるTeachableの導入方法
について知ることができます。それでははじめていきましょう。
目次
Teachableとは?
Teachable(ティーチャブル)は、オンラインで講座・コース・電子書籍・コーチングを販売や運営をするLMSプラットフォームです。
Teachableは、オンラインで自分のスキルや経験・知識を教えたい方々がオンラインスクールを立ち上げコースをスムーズに提供・販売する事ができるように設計されています。
では、受講生はどうでしょうか?
Teachableは、受講生がオンライン上でレッスンや講座を受講しやすいように設計されています。
講座の目次をクリックします。
動画、テキスト、音声で受講できます。
2、3、4倍速でも視聴可能。
コメントも残し講師と対話もできます。
設定すれば、受講しなければ次に進まないようにすることもできる。
私の個人的な意見では、Teachableはオンラインスクールを運営する1位のLMS(ラーニングマネジメントシステム)です。
Teachableの総合評価
総合評価は以下の通りです。
Teachableのメリット(加点ポイント)
・使いやすさ:インターフェイスが非常にシンプルなのでコーディングの知識がなくても、慣れてしまえば英語でも誰でも簡単に使うことができます。
・コース作成とエンゲージ:複数の動画や音声・PDFを一気にアップロードし直観操作で変更・修正も可能です。そして、受講生の行動に関するデータなどを確認することができエンゲージを高めるのに役立ちます。
・サイトのデザインとカスタマイズ:デザインテンプレ―トと、ビジュアルエディターでウェブサイトを自由にカスタマイズすることができます。
・セールスとマーケティング:バンドル・クーポンコード・オーダーバンプ・アップセル。コース内に別商品を挿入などマーケティング戦略に伴ったセールスを適切なタイミングで導入できます。
・カスタマーサポート:年中無休のカスタマーサービスを提供してくれていますが、英語なのでちょっとハードルが高いかもしれません。(ただ、無料や〇〇のメンバーはライブチャットを利用できません。)
・価格:低価格から高価格まで機能もしっかりとしています。
Teachableのデメリット(減点ポイント)
とは、いえ実際に使用してみるとTeachableにもデメリットはあります。
その中で代表的なのがTeachableは、LMSの中でも利用者の声を取り入れ最新機能をどんどん追加しているので逆に使いにくい部分があります。
使いこなすほど「すごい!こんなこともできるかも!?」と思うのですが、一人で使っているとそこに行きつくためにはちょっと時間がかかります。
また、KajabiやThink ficの場合はコミュニティーもついてくるのですが、Teachableの場合は別途サービスと統合しないといけません。
そして、価格は他の米国LMSの中でも最近値上げをし中価格帯になりました。
そしてこれは当然かもしれませんが、無料プランでアフィリエイトやクイズやアンケ―トが作れなかったり、プランを間違えた場合は返金してくれないなどあります。
しかし、それ以上にTeachableは業界の最新機能を随時更新してくれています。
Teachableの使い方
この章では、実際にTeachableでコースを作成するまでの使い方を解説しながらTeachableで一体何ができるのか?を体験してもらいます。
・Teachableアカウントの作り方
・Teachableでレッスン講座を作成
・Teachableでコースを販売
無料アカウントで構わないので実際に触りながらやるとその魅力が伝わるはずです。(右クリックして翻訳をするとわかりやすいです。)
STEP1.Teachableでアカウントを作成する
Teachable.comにアクセスして[Join foe free]をクリックします。
スクールの詳細を入力して、[new school]をクリックします。
これによりあなたの制作したスクールのダッシュボード画面が表示されます。
サインアップの途中で別のサイトからコンテンツをアップロードするか?最初から開始するかを選択できます。
まずは最初から開始で大丈夫です。
別のサイトからコンテンツをアップロードするを選択した場合は、ブログ投稿やその他のコンテンツのURLを入力してください。
STEP2.コースを作成する
コースを作成するときには[new cours]をクリックします。
するとコースのタイトルと講師を選択して[continue]をクリック。
これで、コースを作成する準備ができました。
※他のもデジタルダウンロードやコーチングがあります。コンサルやコーチング、個別指導サービスを提供する際に使います。
コースを作成したら、続いて[Bulk edit]をクリックすればコンテンツを一括アップロードすることができます。
そこから、SectionとLessonを作り振り分ければコースは完成します。
STEP3.コースを販売できるようにする
コースをアップロードできたら、販売できるようにしましょう。(※無料版の場合は、決済機能がないので決済ページだけはご自身で用意してください。)
そしたら[infomation]をクリックし
・Brandingで画像をアップロード。
・Detailsにサブタイトルとカテゴリー。
をいれましょう。
その後、[Pages]をクリックし[SALES]の[Edit]。
ビジュアルエディターでLPを作成していきましょう。
ボタンのリンクを独自の決済リンクにうるだけ。
これでコースを販売することができます。
[結論]コースの作成機能は簡単
Teachableは、オンラインコースを作成して販売したい人にとって驚くべき簡単です。独自でWordPressとYoutubeで作るよりもUdemyよりも簡単です。
体感で10分の1以下の時間で作成することができます。
個人的には多少見にくい部分はありますが機能としては十分です。
ウェブサイトのデザインとカスタマイズ機能
それでは、TeachableがコースのWEBサイトのデザインやカスタマイズに活用できる機能を見てみましょう。
コースビルダー
Teachableは、先ほどの図解を実践してもらえばわかるように非常に簡単にコースを制作することができます。更に動画だけでなく「音声」「画像」「PDF」「テキスト」「コメント」「クイズ」「証明書」などをいれることも可能です。
編集もドラッグアンドドロップで簡単にできます。
WEBページデザイン
Teachableは、有料プランになると無制限にコースを制作することができます。コースページもデザインのテンプレートがあり魅力的なコースを数分で作れます。
ただし、自由自在に作れるわけではなく制限があります。色は自由に選ぶことができますが、そこは理解しておきましょう。
設定は簡単です。
Themeでロゴとテーマを決めて色をかえるだけです。
とは言え、Teachableはスマホでも綺麗に見えるサイトを素早く簡単に作成できるようになっています。CSSなどを触れる人のために高度なカスタムも可能です。
カスタムドメイン
sclab.teachable.comのようなサブドメインではなく、独自のsclab.comのドメインでコースを公開することもできます。
これにより、受講生が受講生が名前を憶えやすくなり、SEO的にも有利にすることができます。
これを行うのは、[Domains]ページにカスタムドメインを追加するだけです。
各レッスンをカスタマイズ
見出しやテキストの書式設定、背景色・画像。動画などを使用してレッスンの外見とデザインをカスタマイズもできます。
動画だけで足りない場合は下記に説明のテキスト。
音声とPDFダウンロード。
などマルチメディアを挿入することができます。また、ロゴをいれたりカスタムCSSを追加したり、JavaScriptを使用することもできます。
もちろん、先ほども言いましたがテストやコメント欄をいれたり受講しないと次のレッスンが閲覧できないようにすることも可能です。
Teachable の CSS エディターは、学校、コース、ランディング ページのレイアウト、およびチェックアウト ページの外観をカスタマイズできる強力なツールです。[アカウント設定] の [サイトの外観] タブに移動して、[CSS スニペット] セクションを見つけることができます。
CSS を使用して、色、フォント、さらには学校のレイアウトを変更できます。カスタム CSS エディターは、School Admin エリアの [Design] タブからアクセスでき、任意の Teachable プランで使用できます。
[結論]ウェブサイトの作成・結論
Teachableは、ウェブサイトを作成し公開するために必要な全てのツールが用意されていると言っても過言ではないでしょう。HTMLやCSSが触れなくても直観操作でクオリティーの高いオンラインスクールが作れます。
また、詳しい人は好きにカスタムも可能。また、TeachableはWordPressとも統合することができます。
セールスとマーケティング機能
Teachableは他のLMSと圧倒的に違うのがセールスやマーケティングに有利に働く機能が用意されていることです。
リード獲得機能
Teachableはただ有料のコースを販売し提供するだけではありません。無料のコースを提供し見込み顧客を獲得できるリード獲得機能もあります。
コースを無料で販売し参加されたらTeachableの管理画面からメルマガを発行することができます。
メールマーケティングや、受講生との関係構築とブランドの強化に必要不可欠なものです。特定のコースを受講した人だけにメールを送信することもできます。
オプトインページやリードマグネットページを作成する事も可能です。
米国のメルマガ配信システム(convertkitやmailchinp)を活用すれば更に細かい配信もできるようになるでしょう。
無料のコースや電子書籍も提供
更に価格を「0」にすれば無料のコースや電子書籍を提供することもできます。そのため、メールアドレスと名前さえ登録をすれば電子書籍もコースを提供する事もできます。
メールアドレス登録後に自動でコースor電子書籍を自動で届けてくれます。そして・・・
ステップメールやメルマガ機能
その見込み顧客に対してメルマガを配信することもできますしドリップ機能を活用すれば自動でステップメールを配信することも可能です。
これはつまり・・コースの内容をセールスにすることによってプロダクトロンチやウェビナー販売をすることもできます。
更に…Teachableはコーチング機能がついており個別相談や個別セッションも自動で受け付ける事もでき最新のオンラインマーケティングの手法を取り入れることもできるのです。
オーダーバンプとアップセル
更に売上をあげるために非常に効果があるとされているオーダーバンプ(ついで買い)とアップセル(購入後にアップグレード版の販売)もできるようになっています。
実際、とあるデータによるとアップセルの平均購入率は20%です。
つまり、そのまま商品やサービスを販売するよりもオーダーバンプやアップセルをいれたほうが、単純に売上が上がり顧客のコミットも増します。
やり方はシンプル。
アップセル:サンキューページの設定を他のコースにする。
オーダーバンプ:決済ページで他のコースを設定。
自然なバックエンド販売
通常バックエンドの販売は、メールなどでフォローをし再度セールスをして高額を販売しないといけません。
しかし。Teachableはそれ以外の選択肢があります。
コース内に他のコースの受講ページにコーチングサービスを挿入することができるのです。
あなたがオンライン講座を作成するコースに参加したとしましょう。しかし、コース作成の途中で行き詰ってしまいました。
その時にこのようなオファーがあったらどうでしょう?
高い確率でこのオファーを受け取るはずです。
自然なセールスが可能になるのは言うまでもないでしょう。
割引クーポン
更にTeachableは割引クーポンを発行することもできます。コースのクーポンを作成し生成したクーポンコード毎に割引を設定。
・サブスクリプションの初月だけを割引。
・10のコースをまとめて(バンドル化)して割引。
・人数限定の割引や期間限定の割引
をクーポンに付与することができます。
更にこのクーポンコードをURLに埋め込むことによって、クーポンの入力さえ必要としません。
またプロorビジネスプランにすれば、手数料も必要とせずStripeならば1週間毎に入金がされます。
これはありえないくらい強力です。
アフィリエイト機能
Teachableは紹介することによって報酬が発生するアフィリエイト機能もついてきます。
しかもアフィリエイターはPaypalで登録をしてもらうのが必須になっているので自動的にアフィリエイト報酬の代金が振り込まれるようになっているのです。
つまり、運営側がアフィリエイト報酬を計算し振り込む必要がないということです。
これによって、あなたのコースをいいと思った人は自動的にあなたのコースを紹介してくれるようになります。
SNS・ブログなどのメディアを育てたり広告を出稿して自ら出稿する必要はありません。
アフィリエイターを集めれば自動で売れるのです。
他のLMSよりも圧倒的に売上につながるのがTeachableの最大の利点と言っても過言ではありません。
結論:販売およびマーケティング機能
販売ページだけではなくオプトインページをカスタマイズでき、ステップメールとコースによるプロダクトロンチなどの販売手法。
個別相談への誘導からクーポン・アックセルからバックエンドまでを全てTeachable1つあれば可能です。
他のLMSと比べてもこれ以上の内容はありません。
もちろん価格プランによっては使えない機能もありますが、プロ版以上であるのならばどう考えても他のLMSと比べて一歩抜きんでていると評価せざる負えません。
だからこそ米国でトップの評価を得ているのでしょう。
Teachableは、これらの機能を活用しあなたがあらゆるマーケティングを取り入れ受講生を集めコミットをしてもらい、長くあなたのスクールに参加してくれる機能を用意してくれています。
他のLMSではここまではできません。
しかし・・・必ずしもメリットばかりではありません。
カスタマーサポート
Teachableは他のLMSよりも顧客のニーズをくみ取るのが早く、アップデートがかなり頻繁におこります。
それが他のLMSよりも評価が高い理由なのですが、そのアップデートに対応をする事と英語がわからない事によってついてくのが大変に感じる時があるのも事実です。
確かに24時間のチャットサポートがあるのですが、我々日本人はライブで英語が話せない限りこのサポートは受けられません。
そのため、基本的に
・ヘルプサイトを翻訳する
・メールでのやり取りをする
しかありません。
そういう意味でカスタマーサポートの点数はどうしても低くするしかありませんでしたが、他のLMSも一緒なのでそういう意味ではアップグレードをしてくれるTeachableのほうがいいというのが私の結論です。
Teachableの価格プランと機能
Teachableは、無料から月額375までの4つの価格設定から選ぶことができます。まずは無料で試してみるのもいいかもしれませんが、機能を全て活用するためには、プロプラン$119が一番ベストだと思います。
Freeは決済など使えませんので試しに使ってみる上ではいいかもしれません。
Basicプランはコースを販売してみたい初心者向けには最適です。独自ドメインでは使えなくて決済もPaypalしか対応していない程度なので1つ販売してみようという方はここから始めましょう。
Proプランは、本格的に沢山のコースを販売しあらゆるマーケティング手法を試し大きなスクールを構築しビジネスを成長させたい方向けの機能です。
ビジネスプランはより拡大したい方向け。マーケティングオートメーションの統合や複雑なアフィリエイト機能にしたい方向けなのでこれは使わなくてもいいです。
Teachableは他のLMSとどう違うのか?
Teachableは、他のLMSよりも使いやすいプラットフォームで初心者でも最新のマーケティング手法を低価格で取り入れることができます。
WordPressでブログを構築した事があるくらいの技術があれば、英語の壁さえ1度クリアしてさわりなれてしまえばすぐに使いこなすことができます。
英語ができない私でも2週間である程度マスターできました。
そのため、もしあなたが個人や中小企業でオンデマンド型のオンライン講座・コース・レッスン・スクールを構築したいと思っているのならばTeachableが最も始めやすいLMSであることをここでお約束します。
総合結論は?
Teachableは、オンラインコースの作成と販売を最も簡単に作ることができるプラットフォームです。これは初めてオンラインコースを作りたいと思っている。
または最新のマーケティングを取り入れたいと思っている。
しかし、技術があるわけではない方にとっては最もベストな選択だと言えるでしょう。
もちろん、CSS・HTML・デザインの技術はある。
のならばProffessionalプランを選べばいいので、オンラインスクールやコースを販売したいと思っているのならば全ての人に対応しているとも言えます。
しかし、たった1つだけ弱点があります。
きっとあなたも感じているのではないでしょうか?
「英語という壁」を。
今回のこの記事を見れば、コースまでは公開できると思いますが、WEBサイト全体を日本語化したり、細かい設定をする際にはどうしても時間がかかってしまいます。
そこに関しては私が提供しているコースもあるので素早く構築したいのならばコースに参加してください。
3つほどコースを制作できれば後は慣れるはずです。
わざわざ動画を視聴しなくても触れるようになると思うのでそこさえクリアすれば日本のLMSを使うよりもずっといいです。
そのため、もしあなたがオンラインコースを作りたいと思っていてそのコースを売り上げてビジネスを拡大したいと思っているのならば今すぐTeachableを活用することをオススメします。
今すぐ下記からはじめていきましょう。