AI漫画ツールおすすめ5選｜無料でも本格漫画が作れる最新アプリ

「これ、AIで作ったの？」

知人にそう聞かれたとき、ちょっとニヤけてしまった自分がいました。

じつは最近、AIを使って漫画を10本仕上げ、電子書籍にして販売してみたんです。

しかも、広告じゃなく“漫画LP”でリストまで取れてしまった。

正直…想像以上の反応でした。

でも最初からうまくいったわけじゃありません。

ツール選びで失敗し、顔がコマごとに変わってしまったり、背景がガタガタだったり。
「こんなの読めない…」と自分で突っ込んだことも。

AI漫画って、たしかに革命的です。

でも、「どのツールをどう使えばいいか？」がわからないと、逆に時間のムダになる。

この記事では、僕が実際に使って比較してきたAI漫画ツールの中から、“本当に使えるものだけ”を厳選して紹介します。

副業・ビジネス活用にもつながる“選び方”と“コツ”もあわせて。

「もう、失敗したくない」

そう思ってるあなたにこそ、読んでほしい内容です。

AI漫画ツールとは？｜今なぜ注目されているのか？

AI漫画ツールとは、テキストや画像をもとに、**キャラクターや背景・ストーリーまでも自動生成できる“漫画制作支援ツール”**のことです。

数年前までは「AIでイラスト」が話題でしたが、今や漫画全体が生成できる時代。

私自身、最初にOctoComicsを使ったとき、「こんなスピードで漫画になるのか…」と正直驚きました。

なぜ今、これほど注目されているかというと、理由は2つあります。

1つ目は、副業ニーズの急増。
「文章は書けるけど、絵は描けない」――そんな人でも、SNSや電子書籍で漫画コンテンツを出せるからです。
実際、私の知人もAI漫画をnoteで販売し、初月で5万円ほど収益化しています。

2つ目は、商用利用OKなツールが増えたこと。

これまで生成物の著作権や利用範囲が不明瞭だったのですが、最近は「商用OK／クレジット不要」の明記があるツールも登場し、安心感が増しています。

つまりAI漫画ツールは、「時間がない人」「絵が描けない人」「創作に挑戦したい人」の背中を押してくれる“時短×可能性の扉”なんです。

AI漫画ツールの選び方｜3つの判断軸

AI漫画ツールって、探せばいくらでも出てきます。

でも「どれを選べばいいかわからない」と感じたこと、ありませんか？

私も最初は「無料だから」で選んで失敗しました。

背景が意味不明だったり、構図がブレブレだったり…まさに“時間泥棒”。

そんな経験を踏まえて、AI漫画ツールを選ぶときに絶対チェックすべき3つの判断軸を紹介します。

1. 目的で選ぶ：ストーリー重視？1枚絵？動画向け？

たとえばストーリー漫画を作りたいなら「OctoComics」や「Anifusion」が優秀。
一方、1枚絵や短編で構図にこだわりたいなら「MyEdit」がおすすめ。

逆にアニメ寄りの演出や動画制作も視野に入れているなら「LTX Studio」が候補になります。
自分のゴールに合ったツールを選ばないと、途中で「これじゃなかった…」となりがちです。

2. 操作性・対応デバイス：初心者でも使いやすい？

UI（操作画面）がごちゃついていたり、英語のみだったりするツールは挫折の元。
その点、「MyEdit」や「OctoComics」は日本語対応でスマホでも操作しやすく、私のような非デザイナーでも安心でした。

また、出先でスマホから確認できるかどうかも、意外と重要ポイントです。

3. 商用利用の可否・著作権ポリシー

副業や販売目的で使いたいなら、「生成物の商用利用がOKか」「著作権は誰にあるか」を事前にチェックしてください。

「クレジット表記が必要」「AI学習元が不明」など、不安要素があるツールも正直あります。

商用前提であれば、「商用利用OK」「クレジット不要」と明記されたツールを選ぶのが鉄則です。

おすすめAI漫画ツール5選｜特徴と使い方比較

ここでは、私が実際に使って比較したおすすめAI漫画ツール5つを紹介します。
それぞれの特徴・向いている人・使い方のコツもあわせてお伝えします。

1. OctoComics｜ストーリー自動生成が魅力の万能型

• ストーリーを入力するだけで漫画化
• キャラ・背景・コマ割りまで自動対応
• 多画風＆商用OK、コミュニティ機能もあり

OctoComicsは、ストーリーテキストを入力するだけでAIが自動で漫画化してくれる“時短ツール”。キャラの性格や感情表現もある程度調整でき、テンプレに頼らない独自構成も可能です。初めてでも使いやすいインターフェースも魅力。

2. MyEdit｜構図や画風の自由度が高く、ラフも使える

• 日本語対応、UIがシンプルで初心者向き
• 構図指定・ラフ画像アップロード対応
• 高速＆高画質なStable Diffusion系モデル

MyEditは構図や雰囲気を細かく指定できる、自由度の高い生成型AIツール。特に手描きラフをもとに漫画画像を作れる点が特徴で、狙った構図や感情描写を実現しやすい。無料でも試せるが、連続生成には課金プランが現実的。

3. LTX Studio｜動画やアニメーションにも対応する本格派

• アニメーション／カメラワークも生成可能
• キャラの一貫性・コマ構成が強い
• Webベースで快適動作、英語UI

LTX Studioは漫画だけでなく、動画化やアニメ制作にも活用できるプロ仕様のツールです。カメラ視点やキャラクターの動きを制御できるため、映画的演出も可能。YouTubeや広告制作を視野に入れた人におすすめ。

4. Anifusion／Comic AI Generator｜テンプレ操作で漫画風に

• ストーリー入力＋テンプレ選択で漫画化
• 吹き出し・フレームなどを手軽に設定
• 英語UI中心、シンプル操作が魅力

AnifusionやComic AI Generatorは、操作が非常にシンプルでテンプレ形式で漫画を仕上げたい人向け。フレームを選んでセリフを入力するだけで、漫画風の画像を生成。SNS投稿用やサンプル制作に便利な“時短系”ツールです。

この中で、「自分に最も合っている1本」を見つけることが重要です。
迷ったら、まずMyEdit（構図重視）かOctoComics（自動構成）から試してみてください。

AI漫画ツールをうまく使うためのプロンプト設計

「AIって便利なんでしょ？」たしかにそうです。

でも、“便利に使うには技がいる”のがAI漫画の現実です。

私も最初は、テンプレを真似て「笑顔の女子高生」とだけ入力していた頃、出来上がる画像に何度もがっかりしていました。

顔が歪んでいたり、背景がぐちゃぐちゃだったり。

大事なのは、「AIに任せる」のではなく「AIに伝える」こと。

ここでは、AI漫画を“作品として仕上げる”ために必要な、プロンプト設計の考え方を3つ紹介します。

1. キャラ・背景・雰囲気を“情景描写”レベルで指定する

AIは「想像」で補ってくれません。
むしろ、曖昧な指示は“勝手な解釈”を生む原因になります。

たとえば「男子高校生」だけだと、笑っているのか無表情なのか、立っているのか座っているのかすら不明。
一方、「制服姿で乱れ髪、廃校の屋上で黄昏れている男子高校生」と書けば、
背景・時間帯・感情表現まで具体的に伝わります。

このように、キャラ・背景・感情・シチュエーションを「情景描写レベル」で指示すると、
AIの再現度は劇的に向上します。

2. コマごとの構図や視点も忘れずに

漫画は「どんな構図で、どこから見せるか」が世界観の要です。

たとえば、感情の爆発シーンを真横から描くと迫力がなくなります。
逆に「下からのあおり」「見開きで躍動感ある構図」「右手だけ画面の外に出す」など視点を意識すると、読者の印象がまるで変わります。

私がよく使う手法は、紙にラフ構図を描いて、そのままMyEditにアップロードする方法。
これだけで「こう見せたい」という意図が明確に伝わるので、プロンプトとの整合性が格段に良くなります。

特に、同じキャラクターが複数コマで登場する場面では、視点と構図の一貫性が読者の没入感を左右します。

3. よくある失敗と改善プロンプト

AI生成漫画でありがちな失敗には、共通する“原因”があります。

たとえば、「笑顔のキャラを作ったはずなのに、顔が不自然」「セリフに感情が合ってない」などは、
指示が抽象的すぎることが原因です。

改善するには、プロンプトをこう変えます。

NG：「女子高生が笑うシーン」
OK：「16歳の女子高生、自然な微笑み、制服姿、ボブカット、正面構図、背景は曇り空のグラウンド、落ち着いた雰囲気」

さらに、「吹き出しの位置」「目線の方向」など細部まで指示すると、“人間らしい違和感のない絵”が出てきます。

最初は面倒かもしれませんが、言語化力が上がるほど、AIが“理想の相棒”になります。

このように、AI漫画のプロンプト設計には「演出家としての視点」が欠かせません。

実際に使ってわかった！活用体験談と読者の反応

AI漫画ツールって、便利だけど“実際どうなの？”と思いますよね。
私も使い始めるまでは、「クオリティ低そう」「読みやすいの？」と半信半疑でした。

でもある日、OctoComicsで短編ストーリーを自動生成し、それを電子書籍にまとめてLPで配布したところ…反応がすごかった。

「この世界観好きです」
「AIってここまでできるんですね！」

そんな感想が、X（旧Twitter）経由で届いたんです。

もちろん、いいことばかりじゃありません。

最初は、顔の一貫性が保てなかったり、背景が意味不明だったり。
「これは漫画じゃなくて、コラ画像じゃん…」とツッコみたくなる場面も。

ただ、そのたびにプロンプトを改善し、構図を見直し、ツールを変えてみたことで、
最終的には「“自分なりのAI漫画表現”が確立できた」と感じました。

面白いのは、読者の反応が“人間の創作かどうか”ではなく、“刺さるかどうか”で決まっていたこと。
つまり、**「誰が描いたか」ではなく「どんな物語か」**が最終的には評価を分けていたんです。

この経験から私は、AI漫画は「時短のためのツール」じゃなく、“伝える力”を強化するパートナーだと考えるようになりました。

よくある質問｜AI漫画生成のQ&A

AI漫画ツールについて話すと、よくこんな質問を受けます。

実際に私自身や周囲のクリエイターが悩んだポイントでもあるので、体験ベースでハッキリ答えます。

まとめ：自分に合ったAI漫画ツールを賢く選ぼう

AI漫画ツールは、単なる“おもしろガジェット”ではなく、
**表現の幅を広げ、行動に変えるための“創作パートナー”**です。

この記事では、目的に応じた選び方から、
おすすめツール5選、プロンプト設計、体験談、注意点までお伝えしました。

一言でまとめるなら「あなたの目的に合った1本を、深く使いこなせ」です。

私自身、最初はいろんなツールを試しまくって時間を無駄にしました。

でも「表現したい世界観」と「ツールの特性」が一致したとき、
驚くほどスムーズに作品が形になりました。

そして何より、
「AIってすごい。でも、それ以上に“使いこなしたあなた”がすごい」
そう言ってもらえる未来が、すぐそこにあります。

まずは、1つツールを選び、1ページ描いてみてください。
あなたの想像力は、AIという翼でどこまでも飛べるはずです。