Youtubeやオンラインコースの作成でPC画面を収録するスクリーンキャスト動画の作り方をここでは学びます。

・画面収録動画を制作する5ステップ
・PC画面を録画をするソフトウェア3選
・スマホの画面録画をする方法
・収録環境の作り方
・スクリーンキャスト方式で録画する方法

素人からでもプロレベルのスクリーンキャスト動画を制作する方法を示すステップバイステップのガイドです。

スクリーンキャスト動画とは?

スクリーンキャストとは、PC画面の録画と録音されたもので多くの場合、画面を操作しながらナレーションをし録音します。

・スクリーンキャプチャ
・スクリーンレコーディング

とも呼ばれています。

スクリーンキャストを使用すると、教育ビデオを非常に簡単に作成することができます。

たとえば、ソフトウェアの操作方法。

パワーポイントでレクチャー動画の作成。

他にも、

・PCゲームの配信。
・マインドマップでプレゼンテーション。

スクリーンキャストは、PCで表示される画面をそのまま録画することができるのでPCで表示されているものであるのならばなんでも録画できます。

そして、それをビデオファイルに保存して編集してWEB上に公開することができます。

そして

・セミナーの録画
・オンライン講座の作成
・プレゼンテーション
・レッスン動画
・教育ビデオの作成
・ゲーム解説

などなどあらゆる用途で使えるのでオンラインで情報発信をする人全てが活用したほうがいいです。

PCで画面録画をする5ステップ

教育用のビデオやオンラインコースだけでなく最近ではYoutube動画でもスクリーンキャスト形式の動画は昔から人気です。

先ほどの動画を見てもらえばわかるようにこの形式はPCの画面を開いてデスクトップモニターを録画しながらマイクに向けて解説をします。

必要に応じてWEBカメラで記録もできます。

私はUdemyなどで計50以上のコースを柵瀬いしており、様々な種類の動画を制作しスクリーンキャストソフトやマイクなどを試してきました。

最初は勢い出始めました。

でも、審査に落ちたり音質が悪いとクレームをもらったりコースの評価も★3.8だったのです。

そんな失敗を繰り返し勢いだけでやってはダメだと学び試行錯誤をしました。

この5ステップはそのトライアンドエラーから学んだ画面収録するスクリーンキャスト動画を制作する方法です。

STEP1.計画・スクリプトを描く
STEP2.PC画面録画ソフトウェアをインストール
STEP3.コンデンサーマイクを手に入れる
STEP4.収録環境を準備する
STEP5.スクリーンキャスト録画をする方法

私はこの方法を試してから、音質に関する不満もなくなりよりクオリティーの高い画面収録動画を制作できるようになりました。

★4.8という以上な評価。

いただいた感謝の声。

STEP1.計画・スクリプトを描く

PC画面をいきなり録画をして解説をしていくことはあまりオススメしません。

もし、あなたの頭の中で完璧に何をどの順番で解説するか?が決まっているのならばイキナリ収録をしてもいいでしょう。

しかし、なかなかうまくいきません。

・間違えてやり直し。
・一時停止の連続。
・同じことを何度も言ってしまう。
・後に編集する羽目になる。

なんてことになります。

動画編集技術があるのならばこれでもいいかもしれませんが、面倒な編集を減らすためにもスクリプトを作っておきましょう。

では、動画のスクリプトとは何か?

これは、画面収録をする前に何を話すのか?の概要です。

主に2つの方法があります。

1.簡単な箇条書きをして並び替えてから収録
2.話す内容を全てスクリプト化し読み上げながら収録

後者のほうは録画前の準備に非常に時間がかかるので、アウトライン(構成)だけを作って画面を見ながら自由に話すのがいいでしょう。

一体誰に何を話すのか?
どこまで伝えるのか?

さえ決まっていればあとは普段通り話す練習をすればできるはずです。

ただし、完全なスクリプトが必要だと思われる場合は時間をかけてでもカンペとなるスクリプトを作ってからにしてください。

STEP2.PC画面録画ソフトウェアをインストール

PC画面を録画できるスクリーンキャストソフトウェアは様々な種類がありますが、それぞれ長所と短所があります。

一般的についてくる機能は以下の3つ。

・画面を録画する。
・あなたの声を録音する
・あなた自身を撮影する(WEBカメラ)

そして、

・収録した動画を編集する

まであるものを選ぶのがいいでしょう。

特にオススメの3つのソフトウェアを紹介します。

名前 特徴 価格
カムタジアスタジオ オールインワンツール
Screencast-O-Matic 初心者に最適
スクリーンフロー Macユーザーに最適

STEP4.コンデンサーマイクを手に入れる

PC画面を収録するタイプの動画に関わらず、映像よりも重要になるのが音質です。

ノイズやエコーがはいってしまうと視聴者はストレスを感じてしまって途中で視聴をやめてしまいます。

実際にUdemyではノイズが入ると審査落ちします。

実際にUdemyではノイズが入ると審査落ちします。

そのため、高品質のマイクが必要です。

ヘッドセットのマイクやWEBカメラに付属するマイクは使用しないでください。

これらはあくまで通話専用であり音質が悪いです。

そこで必要になるのが

・コンデンサーマイク
・ポップフィルター

です。

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクは、外部ノイズの影響を受けにくく自分の声を録音することに特化しています。

ヘッドセットマイクやWEBカメラよりも高価なものもありますが、ノイズの影響をうけにくいし壊れにくいのでプロも使用しています。

ノイズの影響をうけにくいし壊れにくいのでプロも使用しています。

私は、Blue Yetiを使用しています。

私は、Blue Yetiを使用しています。

これ、2台目なのでかなり気に入っています。

ポップフィルター

ポップフィルターとは?マイクの前にあるメッシュのスクリーンみたいなものです。

空気の影響を抑える設計になってます。

たとえば、あなたが画面を録画している時に呼吸が荒かったとしましょう。

コンデンサーマイクは、指向性なのでその呼吸も収録してしまいます。

しかし、ポップフィルターを使うと

しかし、ポップフィルターを使うと

空圧を抑えてくれてクリアな音で録画することができます。

STEP4.収録環境を準備する

ノイズを除去してくれるコンデンサーマイクを手に入れた。

私は満足して収録をしました。

3時間に渡るコースを収録しました。

しかし、編集をする際にイヤホンからノイズが聞こえるのです。いいマイクを買ってもダメだと気付いたのはこの時です。

他にもエコーがかかってしまった事もあります。

・冷蔵庫の近く
・足の音
・エアコン
・車や電車の音

品質がいいマイクというのは本当にあらゆる音を拾ってしまうのです。

マイクの質が悪くて何をどこで録音してもノイズやエコーがかかるのではなく、逆にマイクがよすぎて環境の影響をうけるのです。

そして・・・

このノイズを消してくれるソフトはありません。

そして、どれだけ高品質な録音機器でも録音する部屋の騒音を消すことはできないのです。

そのため、一旦本番録画にはいる前にお試し収録をして音を確認をしてから録画をしましょう。

やることは簡単。

PC画面の前に座り、スクリーンキャプチャーソフトを起動し録画を押して10秒間一人ごとを話すだけ。

そして録画を停止しイヤホンで聞く。

これでわかります。

他にも・・・

・部屋が広い場合には家具を増やす
・カーペットを敷いて反射を防ぐ
・観葉植物を置いて音を吸収してもらう

などはエコーを防ぐために有効な方法です。

STEP5.スクリーンキャスト録画をする方法

それでは、スクリーンキャストを使ってPC画面を録画をして収録をはじめていきましょう。

ここでは、

Windowsユーザー向けにカムタジア
Macユーザー向けにスクリーンフロー

2つのソフトウェアの収録方法を解説します。

決して難しくありません。

Camtasia を使用してスクリーンキャストする方法

カムタジアは、PC画面を録画して編集もできてそのままWEB上に共有することもできる15年以上昔から公開されているスクリーンキャストソフトウェアです。

ウェブカメラと接続することもできます。

まずはカムタジアを起動してください。

まずはカムタジアを起動してください。

そして、[画面を録画する]をクリックします。

そして、〇〇をクリックします。

まずはPC画面で録画する範囲を決めます。

マイクやウェブカメラを設定して音声テストをしましょう。

[rec]をクリックし録画を開始します

[rec]をクリックして収録をはじめます。

収録が終ったら[停止]をクリック。

収録が終ったら停止をクリック。

[保存]をすると編集できる画面に移動します。

保存をすると編集できる画面に移動します。

ここで編集をして[制作と共有]をクリックしてエンコードしてMP4ファイルでPCに保存をしてアップロードしていきましょう。

これで動画を制作できます。

ScreenFlow を使用してスクリーンキャストする方法

ScreenFlowは、Telestreamによって作成されたMacユーザー向けのスクリーンキャストツールです。

インターフェイスはシンプルで直観的ですが、編集機能はかなり強力です。

インターフェイスはシンプルで直観的ですが、編集機能はかなり強力です。

すごいのが複数のソースをキャプチャーができるところ。

録音デバイスを選ぶ

まず、早速録画を開始しましょう。

[新しいレコーディング]を選択すると、接続するディスプレイ・カメラ・マイクが表示されます。

各デバイスの横にあるチェックボックスをオンにしてキャプチャーするデバイスを選択しましょう。

録画の仕方

収録する全てのデバイスを選択したら、大きな赤いボタンを押して録画を開始するか、長方形のアイコンをクリックして収録する大きさを決めて赤いボタンをクリックします。

録画の仕方

その後、録画が開始できます。

録画を停止する準備ができたら、Shift + Cmd + 2を押します。

記録されたトラックは、タイムラインで既に同期されている ScreenFlow エディターの新しいドキュメントに表示されます。

あとは編集をしてエンコードをすれば完了します。

まとめ

この記事ではPC画面を録画するスクリーンキャストのソフトウェアからその使い方の解説までをしてきました。

PC画面を収録するのは確かに簡単です。

しかし、いきなり何も考えずにPC画面を録画しても編集が多くなるしクオリティーも定価してしまいます。

そうならないためにもこの記事を参考にしてください。

しっかりと準備をした上で取り組めばクオリティーの高い動画を制作できるようになるでしょう。


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