メールマーケティング完全ガイド
この記事では、メールマガジンを活用したマーケティング手法の完全なるガイドです。
・メーリングリストの作成方法
・開封率を向上させる方法
・メールマガジンテンプレート
・購読者を増やすための方法・自動化の仕組み
これらの内容を知りたいのならばこのガイドが役立つはずです。早速はじめてい
メ―ルマーケティングとは?
メールマーケティングは、見込み顧客とメルマガでやり取りをするデジタルマーケティングの手法です。
一般的な電子メールベースのマーケティングは、ニュースレター・販促キャンペーン・イベントのお知らせに使われています。
そして、メールマーケティングは他の多くのマーケティングチャンネル(SNSやYoutubeなど)よりも圧倒的に高いROIを実現できるのです。
その最大の理由は他のメディアよりも読者との直接なつながりにあります。
しかし、TiktokやInstagramなどの新しいプラットフォームが出てきてきている中で昔ながらのメールが効果があるのか?
疑問に思われるかもしれません。
メルマガはもう効果ないのか?
小難しいグラフやデータで混乱させるつもりはありません。
メールマーケティングが、今でも最も効果がある理由をデータを用いて簡単に説明をしていきましょう。
まず、メールはSNSを全て含んで同列に並ぶほどROIが高く実際にユーザーが最も使っているのもメールだからです。
では、ROIはどれくらいか?
そして、平均的なメール購読者の価値は1リスト当たり$48.87です。
この非常に高いROIが、あらゆるマーケッターの86%がメルマガを重要・非常に重要と考えている理由なのです。
メルマガが売上を最大化し続ける理由
なぜ、メルマガが非常に重要なのでしょうか?
SNSより広告よりも売上に直結するのはなぜか?
#1.最も高いエンゲージメント
これは最も大きな利点です。
メールアドレスを登録をすると、その人の受信箱に直接メッセージを送ることができます。
これは、Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSではできません。
ダイレクトメッセージも似たような機能だと思われるかもしれませんが、メルマガはわざわざメールアドレスを登録しないといけなくなるのです。
実際、調査によるとFacebookのエンゲージメントは1%未満まで低下しています。
メディアの衰退と同時にエンゲージメント率が低下するのです。
しかし、メールの平均開封率は21.33%でFacebookの投稿のエンゲージメントの20倍です。
#2.自発的登録=強いコミットメント
SNSの利用者は広告を見るために使っているわけではありません。
実際、SNSユーザーの45%が広告を煩わしいと報告しているそうです。
一方、受信トレイに届くメールによる販促は気にしません。
どちらかと言えば期待しているのです。
たとえば、ある調査では、消費者の86%がFacebook広告・テレビCM・ディスプレイ広告よりもメールの反則を受け取ることを好むことがわかっています。
メールで売る事を躊躇する人がいますが、躊躇する理由など全くありません。
#3.配信し続ける限り販売するチャンスがある
メールはエンゲージメント率が最も高いです。
それは売上につながるのか?
はい。
実際に、閲覧した人を購入者に変える変えるという点では、メールに勝ものはないのです。
メールは、FacebookとTwitterを合わせたよりも40倍多くのリードを顧客に変換できているのです。
そして、メールを配信するほど売上は上昇する傾向があります。
これらのようなデータを見ればメルマガがいかにあなたのビジネスに必要なのか疑いの余地もないでしょう。
しかし、
「メールマーケティングを始めるにはどうすればいいか?」
疑問に思うはずです。
次の章ではじめていきましょう。
トラフィックのあるページを最適化する
まず、大前提として覚えておいてほしいのは、まずはあなたのWebサイトで最もアクセスの多いページ・興味のある人を特定することです。
・アクセスの多いページはそのトピックに興味がある。
・アバウトページはあなた・企業の事に興味がある。
ということになります。
つまり、登録する準備が出来ているという事です。
アクセスの多いページは、そのトピックにピッタリの無料のオファーを用意してください。
そして、概要ページであるプロフィールや理念のページなどにメール登録フォームを設置することをオススメします。
例えば、SCLABはコンセプトページの下部にフォームを設置してます。
そして、ページの下も合わせて2つフォームを設置してます。
オプトインページを作成する
メーリングリストを作成する事に真剣に取り組んでいるのならば、オプトインページが必要になります。
つまり、訪問した人に読者になってもらうように設計されたページです。
これが私のサイトの例です。
ご欄のとおり、このページにはメニューバーもありません。必要不可欠なプライバシーポリシーのリンクがあるだけです。
登録をしてもらうことだけにフォーカスを当てられています。
これがコンバージョン率69%を実現した理由です。
これを更に高めたい場合には、対象者(ターゲット)毎にあらゆるオプトインページを作成しましょう。
オプトインページの数はそのままリスト数に直結します。
たとえば、HubSpotには100以上ものオプトインページがあります。
しかし、ただオプトインページを用意しても意味がありません。
魅力的なリードマグネットを作成する
各種オプトインページには、あらゆるリードマグネットを用意しています。
確かに「ニュースレター」や「21日間のメール講座」は制作するのも大変で登録をする側もカロリーが高いです。
しかしすぐに使えてすぐに作れるリードマグネット。
は読者をすぐに登録に促すことができます。
・電子書籍
・無料体験
・チェックリスト
これらは、今すぐ情報を消化できるため登録率が高い。
そして制作も短期間で可能です。
このリードマグネットの価値が高いほど、より多くの登録率をたたき出すことができます。
たとえば、ベルリッツはリードマグネットとして無料体験を提供してます。
ブログのCTAを最適化する
ほとんどのブログは記事のPVを増やす仕組みになっています。
・メインとなるブログ投稿。
・サイドバーにカテゴリーとランキング
・関連記事
などなど、これらは何ら問題はありません。
しかし、メーリングリストを作成することを考える際に投稿内にリード獲得のオファーへのリンクや記事の下にCTAを追加しましょう。
アクセスしたユーザーを購読者に変えるのです。
たとえば、私の古いブログは典型的なブログ記事のみでした。
1日3000PVあったのに2~3登録しかありませんでした。
しかし、他のブログを調査していると登録を促す箇所が沢山あることに気づかされました。
そこでブログの中でリストを取得する試みをしました。
古いブログの登録は1日2~3件でしたが新しくしてから1日5~10になりました。
2倍以上の成果がでました。
ポップアップ
一昔前、ポップアップは忌み嫌われていました。
実際、Googleはポップアップを検索ランクを低下されるほどNGだったのです。
しかし、ある時からポップアップがNG行動ではなくなりました。
理由はわかりませんが、ポップアップの機能がより高度になったからだと思います。
そのため、
試しに私は、ブログを見ている読者に向けて最適なリードマグネットを用意しポップアップを設置したのです。
1カ月当たりポップアップからのリスト数が倍になりました。
ただ、アクセスしてすぐに記事が見えなくなるくらいのポップアップのような邪魔になるものは検索ランクを落とす可能性があるため注意が必要です。
私の場合はページを60%スクロールした時に表示されるようにしました。
コンテンツアップグレードを使う
コンテンツのアップグレードは、今あるコンテンツを単純にアップグレードするというものです。
やることはシンプル。
先ほどのブログのCTAの最適化と一緒です。
違いは、既にあるブログ記事をアップグレードするだけです。
具体的にはPDFにするだけ。
たとえば、このガイドは投稿1週間で現在検索上位になりつつあります。
問題は、この記事が15600語もあるということです。
ほとんどの人が一度に読むには長すぎる。
これはおそらく多くの人がPDF版を求めていると言えるでしょう。
そこで、投稿内でコンテンツのアップグレードを取り上げます。
ページの上部で提供できるのです。
そしてページの下部のCTA。
片方か両方でテストをしてみましょう。
それだけでリスト登録率がかなりあがるはずです。
ニュースレター
ニュースレターは100%純粋に価値を提供するメルマガです。
・ちょっとしたヒント
・役立つリソースへのリンク
・個人的な話
これらの発信をして関係値を作ります。
実際、価値のあるニュースレターが読者のメールボックスにはいることは稀なため読者は気に入ってくれるでしょう。
例えば、私はこのニュースレターを送信したことがあります。
沢山の開封と返信をもらいました。
この時に使ったテンプレ―トがコチラ。
興味深い件名
メッセージの内容に興味をもってもらえるような件名にしましょう。
例えば、あるメルマガの件名に「7年間7桁の収益を生み出した売れるテーマを見つける方法」という件名を使いました。そのメールの開封率は66.7%でした。
大胆なリード
ニュースレターの内容を読みたくなるオープニングに導くためにしっかりとリードしましょう。
読者が読まずにはいられない状態を作るのです。
どうすればいいのか?
一番簡単なのがストーリーから始める事です。
また、メリットをしっかりと伝えるのも効果的です。
どちらでも効果はあります。
価値あるコンテンツ
そしたらやっと価値あるコンテンツです。
ここの内容が出てこない場合は、読者にとって役立つすぐに使える実践的なヒントのリストを提供するだけでもいいです。
他にも読者にストーリー形式で教訓を教えるのもいいでしょう。
また、読者が特定の結果を達成するために役立つコンテンツへのリンクを一覧にするのも効果的です。
CTA
基本的にニュースレターは情報発信が中心になるため、クリック・登録・購買に誘導することはありません。
しかし、行動を喚起しないとエンゲージはさがります。
そこで、
「では、あなたはどんな行動を誘導するでしょうか?」
このように、読者にたいして質問を用意して意見を返信してもらうように求めるのです。
コミュニケーションになり関係値はどんどんよくなります。
顧客のことも理解できるようになるので、どんな形であれCTAを含めましょう。
それが後に何かを販売するときに読者も素直にクリックしてくれるようになる確率をあげることに役立ちます。
購入を促すメール
別名:マーケティングオファー
とも呼ばれています。
正に読者に購入を促すのです。
基本的には期間限定での販売に使いましょう。
そこで使えるテンプレ―トは次のとおり。
わかりやすい件名
特殊な事を最初はしなくてもいいです。
シンプルにオファーについて知らせましょう。
ダイレクト出版の例を紹介します。
オファー
オファーを説明する1~2行からメールをスタートさせましょう。
ここでは、余計なことをせずオファーは何か?そしてそれが読者が手に入れる価値のあるものだという概要を伝えましょう。
そして販売ページへのリンクをいれてもいいでしょう。
詳細
ここから本題にはいります。
ここではオファーに関する読者にとって重要だと思える詳細を説明しましょう。
例えば次のものが考えられます。
・販売開始日と販売終了日
・メリット・利点・プロモーション・商品開発の裏話
・購入条件・制限
実際に例をお見せします。
ここで覚えておくべきことがあります。
この詳細の部分で読者に強すぎるインパクトを与えすぎないようにすることです。
なぜか?
メールの中で購入をすることは不可能だからです。結局、読者はあなたのサイトに移動して購入をしないといけません。
そのため、ランディングページでセールスを行うのです。
このメールの目的であり目標は、読者にあなたのオファーを知ってもらってランディングページにアクセスしてもらう事なのです。
CTA
ここも余計なことをする必要はありません。単純にURLをクリックすることを伝えましょう。
PS
追伸は、コンバージョン率を倍にすることもできるけど、重要視されていない部分です。
どうして倍になることがあるのか?
多くの人はメッセージを見る際に最初と最後が一番読むからです。
他は流すように見ます。
そこで、販売時に送るメールにはPSに、オファーの要約を用意して行動を促しましょう。
お知らせ
このメールは、何か商品を宣伝するわけではないけど、なんらかの大きなアナウンスがある際に使えます。
例えば、
・新しい製品やサービスの発表
・イベント
・人気商品の新バージョン
・期間限定商品の発売
・既存の製品に追加された機能
など。
どちらかと言えば、商品発売前に使えるテンプレ―トです。
しかし、これを入れるのと入れないのとでは期待値が大きく変わります。
テンプレ―トはコチラです。
件名で紹介・発表
こういった何らかのイベントというのは年に数回しか送る機会がないはずです。
そのため、件名に
・発表
・紹介
・新機能追加
などを言葉を使って明確に伝えてください。
例えば、ダイレクト出版がプロモしてる世界No1コンサルのJAブラハムの新しい講座はじめた時に使用した件名は次のとおりです。
説得力のあるリード
これは色んな方法がありますが代表的なものをいくつか紹介します。
発表内容を伝えてすぐにURLを用意するパターン。
そして、最初に
・ブランド
・利点を打ち出すパターンです。
詳細
ここでは発表する内容の詳細とその重要性について伝えます。
例えば、ダイレクト出版の発表メールではJAブラハムの新しい講座の概要を簡単に説明しています。
CTA
読者があなたの発表に興奮した状態で次のステップに移行してください。
商品をそのまま販売する場合はCTAを販売ページにアクセスしてもらうようにしてください。
まだ発売前の企画やサービスの場合はフォーム記入をしてもらったほうがいいです。
とにかく読者に何をすべきなのかを明確に伝えるのです。
ブログ投稿のニュースレター
もし、あなたがブログを運営しているのならばメルマガからブログに誘導をしていきましょう。
たとえば、定期的にブログに誘導していました。
メルマガからリンクを送ります。
誘導した際には普段よりも多くのアクセスが集まります。
実際にSNSよりもメルマガのクリック数のほうが倍以上あると言われています。
ということでテンプレ―トは次のとおりです。
件名:ブログ投稿のトピック
もともと面倒くさがり屋の僕はブログ公開時にトピック自体を件名にしていたのですがどうやらそれが正解だったようです。
例えば、メールマーケティング完全ガイドの記事を投稿した際に、件名をそのままメールマーケティング完全ガイドにします。
しかし、なぜか工夫するほど開封率は低下しました。
リード文
ブログ投稿の場合、ブログのトピックによって大きく変わります。
たとえば、トピックが個人的なものである場合は逸話にします。
また、普段メールで投稿しているものとちがって、何か新しいものを公開したことを知らせる場合。
のようになります。
箇条書きリスト
次に、読者があなたのブログ投稿から学ことを3~5つあげましょう。
ここでブログの内容を詳細に伝える必要はありません。
あくまでメルマガはブログ投稿を読んでもらうためです。
ブログ投稿のコンテンツに対して興奮度合いを高めましょう。
これは私のニュースレターの1つの例です。
ブログ投稿へのリンク
最後に、リンクを追加します。
テキストリンクの場合は
このように行動喚起。
ボタンをいれるとより見やすくなります。
送信時間を最適化
メールを送信する時間読者は何をしてるでしょうか?
・朝起きた時。
・受信トレイにメールが沢山きている時
基本的に、米国では朝が最もメールの開封率が高いというデータがでてはいますが、今は米国ではそのデータが出てから皆その時間が送るようになりました。
日本でもまだそれは通用すると思います。
しかし、皆がそれをしだしたらあなたのメッセージは受信トレイに埋もれてしまいます。
そのため、最初は統計として効果の高いと言われる朝7時に。
そして時間を変えながら開封率をチェックしてください。
そうすれば、あなたのメルマガは読者にとって受信トレイの上部に表示される確率が高いということです。
誰にとってもベスト送信タイムがあるわけではありません。
様々な時間でテストをして開封率が最も高い時間をチェックする必要があります。
あくまでターゲットの生活リズム中心で考えましょう。
BtoBビジネスとBtoCでは違います。
サラリーマンと主婦では違います。
ビジネス毎に変わってくる事なので、まずは間違いのない朝に送り最適な時間帯をターゲット毎にテストをしていきましょう。
自動返信のウェルカムメールを送信
ウェルカムメールとは、登録完了後に送るメールの事です。
メルマガで最も重要なメールは何通目か?
と問われたら私は1通目だと答えます。
なぜなら、人は最初に抱いた印象が半年以上続くからです。
つまり・・最初のメールの印象で酷い印象を与えると読まれることさえなくなってしまいます。
では、そんなウェルカムメールで何をすれいいか?
まず、最初に読者を歓迎しましょう。
読者は何らかの期待感を持って登録しています。
とはいえ、同時に警戒もしています。
期待以下ならばすぐ解除をしてきます。
そこであなたは読者を安心させてげるのです。
彼らが正しい行動をしたことを知らせてあげるのです。
次に、メルマガを読むことでどうなるか?
を紹介していきます。
具体的には、今後数日間・数週間で期待できる成果や結果を取り上げていきましょう。
最後に、行動を促すフレーズで締めくくりましょう。
といっても、リードマグネットがある場合はリードマグネットのリンク、個別相談ならば予約ページのリンクがあるはずです。
そこに誘導してください。
覚えておいてほしいのは、彼らは新しい読者さんです。
そこでいかにあなたのファンにさせるのかが全てです。
そこで強烈なリードマグネットがあれば第一印象としては完璧です。
よく自己紹介をガッツリする人がいますがそれほどいりません。
それよりも大事なのは読者がどうなるのか?
であることのほうが読者にとっては重要だという事です。
コンテンツとセールの比率を80/20に保つ
あなたのメルマガは、どれくらいの頻度でセールスメールを送りどれくらいの頻度でコンテンツのメールを送っているでしょう?
どちらの比率が高いでしょうか?
ベストな比率は
価値を提供するメール:80%
製品やサービスの売込み:20%
です。
例えば私は通常、販売メールのボリュームに対して倍の価値あるコンテンツを配信することを心がけています。
そうすればリストが冷める事はありません。
だからこそ読者は、私のメールには開封する価値があることを知ってくれているのです。
結局、開封率を最大の秘訣はコレです。
とは言っても、、、
価値とはコンテンツである必要はないです。
例えば、あなたが靴のEコマースサイトを運営しているのならば、靴のメンテナンス100円企画をすることは価値がありますよね。
必ずしもコンテンツを配信しなければいけない。
というわけではないのです。
もちろん、下記のようなコンテンツでも十分です。
Gmailのプレビューを最適化する
メールを開くかどうかを決める際に、読者は次の3つの点に注目しています。
・件名
・送信者
・メッセージプレビュー
ほとんどの人は件名とプレビューを見ます。
開封率が最も影響力があるのがコレです。
件名に関してはもう既にに色々言われていますしノウハウも沢山あります。
実際、メッセージのプレビューは2つめの件名のようなものです。
しかし、下記のように見える場合は問題があります。
そのため、メッセージの最初の数行を最適化する事で非常に魅力的に見える必要があるのです。
例えば下記のようなものです。
一旦テスト送信をして魅力的に見えるかをチェックしましょう。
エンゲージしない読者を削除する
私は数年間、メルマガを不定期で配信をしていました。
しかし、1年、2年、3年の期間でリストが増えるほどメールの開封率が低くなっていたのです。
最悪27%の開封率を記録してしまいました。
平均が32%なのでそれ以下です。
ここまで低いと受信トレイにはいらず迷惑メールに入る確率が格段に増してしまいます。
どれだけ多くの件名をテストをしても、コンテンツをどれだけ質をいしきしても開封率があがることはありませんでした。
しかし、まだ試してない事が私にはありました。
それは何か?
開封していない読者の削除です。
言い換えれば、エンゲージメントのない読者を削除します。
やったほうがいいのはわかってはいました。
でも、視覚的に読者が減る心理的にショックが多いので避けていたのです。
そこで私はConvertkitにログインして過去4カ月間メルマガを開封していない読者を削除したのです。
結果的に3210名を削除したのです。
しかし、開封率は40%以上を維持するようになりました。
これでスパムメールフォルダにいく不安はかなり軽減しました。
スパム報告を防止する
Gmail、Yahoo、Outlookなどの電子メールのサービスはスパムの苦情を非常に真剣に受け止めています。
しかし、読者側はメルマガをスパム報告をする場合は、読みたくないというメッセージとして送ってしまうのです。
そんな中でスパム報告をいかに減らすのか?
これには色んな方法があるかもしれません。
メールの内容をよくするとか危ない言葉は使わないなど。
しかし、そんな事をするよりもずっとスパム報告をされない方法を2つ紹介します。
まず、登録解除をすぐできるようにします。
解除リンクがどこにあるのか一目でわかるようにしてください。
登録解除のリンクを探させてしまうと・・読者は諦めて代わりに迷惑メール報告をします。
代わりに登録解除リンクを目立たせます。
次に、メルマガを送信しすぎないでください。
1日5通など送るとウザイと思われてスパムメールだと判断する可能性があがります。
同じようなメールを何度も送るとか。
これは届くだけで苛立つのです。
そのため、メールは基本的に1日1通以上は送らない。同じ内容は送らないようにしてください。
【注意】ただし、これには例外があります。例えば本格的に大規模なプロモーションや期間限定の製品販売のために1日で4通送った方がいい場合もあります。
件名を短くする
件名が短いメルマガは開封率も高くなる傾向があります。
例えば、「☛これ、見ましたか?」という件名の開封率は64.3%でした。
これは長い件名よりも短い件名のほうが開封率が高い可能性が高いということです。
しかし、もう一つ理由があります。
件名を短くすると到達率が向上する。
これはあくまで私の推測ですが、メールのスパムフィルターは特定の単語やフレーズを含むメッセージをスパム認定をします。
特にその中でも件名には重点をおいている。
そのため、件名で使う単語が多いほどフラグが建てられる可能性は高くなってしまうのです。
ただし短い件名にするとフィルターに引っかかる可能性ははるかに低くなるのです。
何度も言いますがこれはあくまで推測です。
短い件名がスパム認定されないという具体的な証拠はありません。ただし、到達率が低い場合は試してみる価値はあるはずです。
ダブルオプトインを使う
ダブルオプトインとは、一度メールアドレスを入力し登録した際には仮登録でURLをクリックして始めて正式に登録が完了する方式です。
通常のシングルオプトイン
ダブルオプトイン
どちらが正解かには答えはありません。
もし、あなたがリスト登録数を増やすことを考えているのならば、明らかにシングルオプトインがベストです。
しかし、エンゲージメント・到達率を最大化したい場合はダブルオプトインをオススメします。
私はまだこの業界にははいってきたばかりなので、今はシングルオプトインを採用しています。
最終的にはダブルオプトインを使います。
個人・中小企業はMy ASP
MYASPは、メルマガやステップメールだけでなくLINEや会員サイト・決済・アフィリエイター管理まで可能なオールインワンマーケティングツールです。
機能で言えば他を圧倒する配信システム。
充実した機能で選ぶのならば他の追従を許さない配信システムです。
唯一の弱点は機能が多すぎて使い慣れるのに苦労をする事。
そしてデザインが得意ではない事。
しかし、最もオススメのスタンダードプランで初期費用0円・月々11,000円で全ての機能が使いたい放題ということを考えればあり得ない価格であることは間違いありません。
個人や中小企業で使うのならばこれ一択だと思います。
ECショップはblastmail
blastmailはシンプルな使いやすさと価格の安さ、機能の充実度から日本では導入シェア9年1位になっているメルマガ配信システムです。
官公庁や学校・大企業・中小企業など幅広く導入。
そしてなにより、ECショップならば必ず配信したいデザイン性の高いHTMLメールを簡単に配信できるのが特徴です。
その理由はシンプルでビジュアルエディターによるメール作成機能。
テンプレを選び画像を挿入しテキストを挿入。
それでメルマガが完成します。
価格は、初期導入費用が1万円で月額が3000円~となっておりリーズナブルに始めることが出来ます。
大手の企業はBENCHMARK
BENCHMARKは、マニュアルなしでも利用できるほどの使いやすさでレポート機能も充実しており大企業や官公庁・大学などでも使われている業界No1のメルマガ配信システムです。
このメルマガ配信スタンドを使っておけば間違いない。
と思えるほどの機能が充実していて、無料トライアル期間があるのも魅力。実際に使って試して決めることができます。
しかし、登録アドレス数により他社より割高になる傾向があります。
そのため、潤沢な資金をもつ企業である場合は問題はありませんが、個人や中小企業はあまりオススメはしません。
とは言え、1万件、250通のメールまでならば無料で使えるので試してみる価値は十二分にあるでしょう。
米国No1はメールチンプ
MailChimpは米国でトップを走るメール配信のプラットフォームです。簡単にニュースレターを送信したり、セールス、カート放棄メールなどで活用することができる完全なマーケティングツールです。
多機能なわりにシンプル。
デザイン性も優れている。
通常のオンラインビジネスからECまで網羅して使うことができます。そして、複雑な機能を使いたい場合でも使える。
価格はなんと最大2000名の読者に対しては無料。(機能は制限されます。)最も安いプランは月10ドルからです。
ちなみに私は…
ConvertKitという米国のメールマーケティングのプラットフォームを活用しています。
なぜ、これを使っているのか?
理由はシンプルで他のシステムとの連携がしやすいところです。例えば、WordPressにフォームを設置するのがショートコードを貼り付けるだけ。
ポップアップも対応。
オンラインスクールとの連携も可能でHTMLやCSSの知識がゼロでも高品質はLPやCTAが作れるからです。
価格は、機能制限アリで最大1000人の読者に対しては無料。最安値は29ドルからとなっております。14日間の無料トライアルがあるので試してみてもいいでしょう。
ステップメールを作成する方法
ステップメールは、マーケティングをオートメーション化するために必須のツールです。
したがって自動化に全く慣れてない場合は、簡単なステップメールから始めることをオススメします。
しかし、
ステップメールの内容はビジネスによって全く異なりますが構造自体は一緒です。
その構造はコチラ
基本的なステップメールの作成のコツを掴んだら、さまざまな人にこの機能を使うことができます。
例えば・・・
あなたが、夫婦円満になるためのカウンセリングをしているとしましょう。
サイトにアクセスするユーザーは、男性と女性と2種類います。
男性向けにステップメールを作るのは理にかなってるか?
いいえ。
代わりに、グループごとに異なるステップメールを作成するのがベストです。
でも、きっとあなたはこう思うはずです。
「男性か女性かどうやって知る事ができるのですか?」
と。
これには色んな方法があります。
1つは、オプトインページやリードマグネットで分ける方法。
2つ目は、登録フォームにチェックボックスをいれる方法。
です。
下記のように登録時にどのグループに属しているのかを尋ねる事で登録されるステップメールを変える事もできます。(配信スタンドによって使えない。)
タグでセグメントを設定する
セグメンテーションは自動化をする上でもう一つ使える方法です。
配信スタンドによって、自動でメールを配信するだけでなく行動に基づいてタグを使ってセグメント分けをすることができます。
たとえば、
あなたに対して僕がブログSEOのトレーニングを制作したとします。その時にメルマガによって発表をしたとしましょう。
その時、
「メルマガをやっている人はおそらくブログSEOで検索エンジン上位を獲得したいと思っているだろう。」
と私が思っていたとします。
でも、たぶんこれは間違っています。
きっと、この記事を読んでいる大半の人はブログSEOに興味・関心はないでしょう。
そういう人に対してブログSEOのメルマガなんていうのは送るほど到達率も下がるし売上も下がります。
そこで、
発表と同時にセグメンテーションをします。
興味がある方がリンクをクリックしたら、自動的に違うシナリオに移行するように設定をするのです。
それができれば興味がある人だけにメールを届けられます。
招待状をリストに送信します。
下記の例のように「興味あります」をクリックすると自動的にオンライン講座の作り方のステップメールが配信されるようにできます。
当然、これは興味があると宣言した方だけに送信をするので、普通に販売するよりも高いコンバージョンが得られます。
自動化した仕組みをテストをする
確かに自動化・仕組み化には可能性があります。
しかし、自動化のマイナス面は複雑になってしまう可能性があることです。
これを作るためには図にする必要があります。
何がおこっているのかを理解するために。
そのため、そもそもメルマガのマーケティングに慣れていない方は、リストを作成する事・メルマガでコンテンツを提供し販売することに集中してください。
そして、それで結果が出てから自動化の仕組みを作るのです。
しかし複雑にしてはいけません。
まずは基本となる・・
・見込み顧客
・新規顧客
・継続顧客
というように2~3つのグループに分割しましょう。
そうやってタグ付けをマスターしたと感じてからステップメールを使った完全な自動化を試してください。
そして
・開封
・クリック
・各種ページ
・購入
などに基づいてデータを分析して改善をしましょう。
例えば、
あなたがファッションのeコマースサイトを運営しているとします。
その人は、サインアップをし女性用のカジュアルなTシャツをカートにいれてページを閉じました。オートメーションを使えば忘れ物のカート落ちを検知し自動的にメッセージを送ることができます。
そこで最初の購入が20%OFFとなる「新規優待割引クーポン」を送ることができます。
そしてそこには、その女性が選んだTシャツが他の人も気に入っていますという口コミをいれることもできます。
レイアウトを試す
ネイサン・バリーはこう言いました。
「美しいメールデザインテンプレ―トは売上に悪影響を及ぼす。」
彼の言っていることはほぼ正しいです。
デザインが多いほど、読者はあなたが配信するメッセージの内容から気を逸らせてしまいます。
代わりに、同僚や友人から送信されたかのように見えるメールを送信することをオススメします。
以下はダイレクト出版さんメールは素晴らしい事例です。
このメールにはロゴ・ヘッダーなど関係のないものは一切含まれていません。
シンプルなメールを送る事。
それが鍵です。
もちろん、時にはデザインをいれたメールを送信してもいいですが基本的にはデザインをいれないほうがコンバージョン率は高いことは知っておきましょう。
たった1人から送る
ほとんどのメールは、なぜかあらゆる人が全員に送るような感覚のメッセージになります。
そのため、無視をされます。
誰からも好かれようとするほど誰も反応をしないメールになってしまうのです。
引っ掛からない→売れないのです。
だから、たった1人に送るように書きましょう。
というのはよく言われています。
しかし、それと同じくらいたった1人から送ることも重要です。
例えば、ダイレクト出版は数十人でメールを配信はしています。
しかし、そんな彼らでさえ画像は社長の小川さんからメールが送信されているように錯覚するようになっています。
それだけで顔の見えないブランド・企業ではなく小川さんからメールが届いたような感覚を感じ1対1のコミュニケーションを取っているという感覚になることができます。
メール1通にCTA1つ
メールのクリック率の改善は非常に重要です。
そこで最も重要なルールがあります。
それはメール1通にあたりCTA1つ。
です。
実際、WordStreamは、1つのCTAを含むメールにしただけでクリック数が371%増加すると報告しています。
つまり、複数のリンクを用意しないでください。
代わりに1つのリンクを用意してください。
15px以上のフォントを使用
Litmus によると、すべての電子メール メッセージの 67% がモバイルで開かれています。
ニュースレターをモバイル向けに最適化する最も簡単な方法は?
大きなフォントを使用することです。
15~18を推奨します。
しかし、なぜかほとんどのメルマガは未だに12~13pxのフォントを使用しています。
PCならばいいでしょう。
しかし、スマホの場合は12pxだと読みにくくなります。
下記のメルマガのフォントの違いを比較してみてください。
内容は一緒。フォーマットも一緒。
唯一ちがうのはフォントサイズだけ。
全く違うのが一目でわかるはずです。
最後に…
これで、メールマーケティング完全ガイドは終わりです。
いかがでしたか?
このガイド通りに実践すれば沢山のリストを獲得し、開封されコンバージョンをするメールマガジンを活用したマーケティングを実行する事ができるはずです。
さて、あなたが出来てなかったことは何でしたか?
まずは何から試しますか?
メールはどんなビジネスでも長期的に取り組むことによって売上を何倍にも引き上げることができるので今すぐ取り組むことをオススメします。
是非、コメント欄にメッセージを残してください