コーチングスキルを身に着け、起業をしたり副業から始める際は「コーチングスキル」ばかりに目がいきがちですが、集客ができなければそもそもクライアントはつきません。

収入もゼロです。

そこでここではコーチングで使える集客方法から全く効果のない集客方法について重要なポイントについて解説していきます。

今すぐ何で集客するかを決めていきましょう。

1.コーチングで集客よりも大事な事

まず、あなたに大前提として分かっておいてほしいことがあります。

それは集客だけではダメだという事。

あくまで大事なのはクライアントが価値を感じることであり、コーチングにおける価値とは”目標達成・問題解決”であるということです。

そして、更に言うと売れているコーチというのは”問題を明確に提起している”ところにあります。

もっと正確に言うと、

・誰の
・どんな問題
・解決してどんな結果を実現する


この3つが必要になります。

ここがないと、これからあらゆる集客方法について解説していきますが結局集客ができなくなるのです。

2.理想の顧客を集客するための3つの質問

これまで私自身コーチングのスクールに通いスキルを身に着けコーチングで収益を得た事があります。でも、それはあくまでメインのビジネスのサービスの質をあげるためでした。

私の場合は、ビジネスで活用しています。

理想の顧客を集客するための3つの質問

ヒアリングやオファー開発、リサーチの際に非常に役に立っています。

ただ他の受講生はコーチングをそのままビジネスにして

・人生ハッピーコーチング
・ビジネスコーチング
・幸せコーチング

というような自分がコーチングをうけた印象をそのままサービス名にしてしまっている人が5割以上いました。

しかし、これでは売れることはありませんし集客もできません。そのため、以下の3つの質問に答えましょう。

・誰を対象にするか?・・・あなたのコーチングはどれくらいの年齢・性別でどんな職業についている人ですか?

・どの問題を解決するか?・・・あなたはどんな問題を抱えている人の問題を解決しどんな解決した未来を提供するのでしょうか?

・どんな世界観ですか?・・・あなたのコーチングは競合と何が違うのでしょうか?どのような世界観を提示しますか?

まずはこれを明確にしてください。

コーチングを学び実際にうけるとコーチングの素晴らしさに感動をするのはよくわかります。しかし、あなたも元々は何らかの問題を抱えそれを解決し素晴らしい未来を実現するためにコーチングを学んだはずです。

具体的な何か?があったはずです。

それと同じようにあなたも同じようにしっかりと問題を提起してください。個人で集客をするためには絶対に必要でこれがないと「私のための情報だ」とは思ってくれません。

3.コーチング集客の方法9選と特徴-オンライン-

3.コーチング集客の方法9選と特徴-オンライン-

誰のどんな問題を解決するのか?が明確になったところで、ここではコーチングの集客方法で使えるオンラインの媒体を紹介していきます。

「自分の顧客となる人はどこにいるのか?」

この視点で見てもらえるとあなたに必要な集客方法が見つかりやすくなります。

Facebook

オンライン集客方法の中でも最もビジネスに強く拡散力があるコーチングに最も適した顧客がいるのがFacebookです。

後に紹介するInstagramやTiktokのように若者が少なく資金力がある方が多いのが特徴です。 そのため、コンセプトやオファーによってはコーチングの集客はFacebookを中心に行うのが最も適切だと言えるでしょう。

Twitter

Twitterは拡散力が強いSNSです。個人だけでなく企業も活用しています。

・リツイート
・スペース

などはコンテンツをかなり効率的に拡散できるので不特定多数のユーザーに認知してもらえます。

短期間で比較的簡単に認知を獲得できるのですが、アルゴリズム的にもユーザー自体も宣伝目的はあまり好まれていません。 また拡散力が高いため内容によっては炎上の可能性すらあります。そのため、SNSは投稿する内容に注意をしてください。

Instagram

Instagramはもともと画像や動画など視覚的に訴えかける事に特化したSNSです。最近では年齢層もあがりテキスト情報も増えてきました。

しかしTwitterとは違いとにかく拡散力があるツールではなく、アルゴリズムの則りユーザーの求めている情報を届けられるようになっています。

そのため、専門性があるコーチングをしている方はアルゴリズムに則った情報発信さえ心がければそれだけでフォロワーを増やすこともできます。

ブログ

ブログは他のメディアよりも圧倒的に情報量多く発信することができるメディアです。主にSEOからの集客となっており閲覧する年齢層も幅広いです。

更に、SEOで上位表示をされた記事は「求めているユーザー」を長期的に獲得してくれます。

・求めてるユーザーを決めて
・彼らが検索するキーワードを探し
・質問に答えるように記事を書く。

というのが一般的なやり方です。他にも「Amebaブログ」はコーチングをしている方が結構活動していますが、独自でブログを運営したほうがいいです。

競合が多いのでニッチなキーワードを探し一定数の記事を書かないと集客は難しいのですが上位を勝ち取れば投稿し続けなくてもいいのがメリットです。

私はブログ1日20000PV以上を達成しています。

ブログテンプレートのオプトインページでは、実際のブログのPVをのせています。

1日当たり30名以上の見込み顧客リストが普通に集まりました。

Youtube

今やテレビをしのぐ勢いで活用されている動画プラットフォームで現在最も利用者層の幅が広いメディアです。

そして動画はテレビと同じような影響を個人に与えます。

視覚と聴覚と文字で情報を送ることができるので最も影響を与えるので動画とコーチングは非常に相性がいいかもしれません。

ただし、実際にやってみるとわかると思うのですが、ネタ作り・撮影・編集・サムネイル・SEOの設定などの多くのタスクが発声するのでかなりの労力が必要になります。

広告

これまで紹介した全てのメディアで広告を出稿することができます。

広告は非常に強力です。

全てのオンラインメディアは当然ですが育てるのに時間がかかるのですが、広告を使えば育てる必要はありません。

しかもオンラインの広告は1日1000円からでも始めることができるのでコストを安く抑えることができます。

ターゲティングもできAI学習で広告費は自動的に効果のあるものだけにしてくれるのでオススメです。
しかし、イメージ広告では効果はありません。潜在顧客に訴求するメッセージが書けるようになったら取り組みましょう。

メールマガジン・LINE

ここまであらゆるメディアを紹介をしてきましたが、私にとってこれらは集客ではありません。

本当の集客というのは見込み顧客。

コーチングセッションに申し込む可能性の高い人。つまり、個人的にメッセージを届けることができる人達を集めてこそ集客だと思っています。

大多数に見られるメディアに群がる人達は購入に至る可能性は非常に低いのです。

そのため、メールやラインに登録してくれる人を他のメディアから集めるようにすることをオススメします。

Udemy

Udemyは、オンライン上で動画で専門知識やスキルを学ぶ事ができるマーケットプレイスです。そのスキルや専門知識を学びたい人がコースを購入してくれます。

一時期はコースを公開すれば勝手に売れる状態でしたが今でもまだまだいけると思います。

そして何よりもコースは有料なので質の高い顧客を集めることができます。

しかし、質の高いコースを出す必要があるのと、Udemyのキャンペーンによって勝手に安売りをされてしまうのがデメリットです。

しかし、それでも月数万稼ぐには最適です。

私の場合は日本円で14万くらいは達成しました。

Udemyの12カ月の売上データ

coconala(ココナラ)

そして、続いて個人のスキルを売買する日本最大級のスキルマーケットであるcoconala(ココナラ)です。

スキルを買いたい人と売りたい人が集まっているので出品すればコーチングサービスを提供できる可能性はあります。 実際、「話を聞く」だけのサービスが提供されています。

coconala(ココナラ)

引用元: ココナラ (coconala.com)

5196件も販売されています。

coconala(ココナラ)が仲介をしてくれるので非常に初心者でも手軽に集客できます。

コーチング集客の方法3選-オフライン-

今やオンラインよりもより簡単にクライアントを獲得することができるのが実はオフラインです。

オンラインよりも成約率が高いし皆がオンラインに向かっているからこそあえてオフラインもいい手段です。

ここでは代表的な集客方法を3つ紹介します。

友人や知人

まずはベターではありますが知人や友人です。私もまずは知人や友人からコーチングを試しました。

別に契約する必要はありません。

私の場合は、声をもらうためにここからスタートしました。

一般的に知人や友人は信頼関係があるもの。

だから一定は売れるでしょう。

しかし、人間関係のポジションやコーチングを怪しいと思っている人からすると警戒される可能性もあるので注意をしてください。

自分自身の変化を見せて興味をもたせてからコーチングをやりました。

セミナーや説明会

もし、あなたがしっかりとコンセプトが決まっているのならば、そのターゲットがいるセミナーや説明会やお茶会など。

彼らが訪れる場所に顔を出してください。

正にあなたが解決したい問題を抱えたばかりの人が集まる環境ならば非常に売りやすいはずです。

しかし、こういったセミナーや説明会では「営業行為は禁止」になっているので、いきなり契約を取る前に一旦、無料コーチングをしてあげてから契約をするのがオススメです。

DM

ダイレクトメールはこれまでにないほど、売上に直結します。

多くの人がオンラインに移行する中だからこそ効果があると言われており、私はやっていませんが実際にDMによって売上が上がっている人の話はよく聞きます。

これはデータでも一定の効果が実証されています。

ダイレクトメールの開封率とレスポンス率

引用:一般社団法人 日本ダイレクトメール協会 DMメディア実態調査2014

しかし、当然ですが実際に購買に繋がるかどうかはオファーやコピーライティングに依存をするので、最初から取り組むにはハードルが高いかもしれません。

4.コーチング集客で失敗する原因

とここまでコーチングの集客方法について紹介してきましたが、実際にこれらを活用したからと言ってコーチングの契約が決まるとは限りません。

以下の事をしているとどれだけ集客をしても意味がなくなってしまいます。

・コンセプト不明確
・導線を作れていない
・コーチングしか売っていない。

具体的に解説していきましょう。

4-1.コンセプトが不明確

コンセプトが不明確なまま集客媒体を作っても集客の効果は落ちます。

たとえば、「ハッピーコーチング」と「オンラインマーケティングコーチング」ならば後者のほうが「誰を集めるのか?」が明確です。

そのため、

・誰の

・どんな問題を解決する これくらいは明確に決めてください。より多くの人を集めようとしないでください。沢山の人に好かれようとする人が好かれないような現象がおこります。

4-2.導線を作っていない

特にオンラインで集客をする際には、必ず導線を作っておきましょう。よくこういった集客方法を実践する人はとにかく各種媒体に投稿をします。

複数やります。

そうなると集めた潜在顧客がどこにたどり着けばいいのか?わからなくなります。

そのため、

・メインの集客媒体:YouTube
・宣伝媒体1:Twitter
・宣伝媒体2:Instagram
・落とし込む場所:LINE

というように中心の集客媒体を作りどこに落とし込むのかの導線を決めてください。

慣れないうちは1つの集客方法を選ぶのが一番いいです。ただし、集客方法によっては効果が出るまでに数か月かかる場合もあるので無理のない範囲で取り組みましょう。

3.コーチングしか売っていない

確かにコーチングセッションは高額で利益率が高いのですが、セッションだけ販売をするとオンラインの利点が得られないしコンバージョン率(成約率)がさがります。

なぜか?

・高額の為そもそも成約率が低い
・信頼関係を構築しにくい
・役務型のため収入の限界がある

そのため、コーチング以外の商品を作りましょう。

例えば電子書籍やオンラインコースなどを低価格・中価格で販売を行って信用を得るなどは効果的です。

これができれば

SNS集客→無料電子書籍→LINE→オンラインコース→コーチングセッション

というように導線も非常に作りやすくなります。そのためコーチングだけをただ販売するのはやめましょう。

5.コーチング集客を成功させる3つのスキル

では、逆にコーチングを集客を成功させるためにはどんなスキルを身に着ける必要があるでしょうか?

コーチングをやっていらっしゃる方はどうしても精神論やスピリチュアル系統にいきやすいですが、集客をし販売をするためには合理的・論理的な戦略や戦術が必要です。

そのためには

・セールス
・マーケティング
・コーチングをビジネスに転換する

ここを身に着けましょう。

1.セールスをする

どんな商品やサービスを売るにもセールスは必須です。しかし、セールスや営業と聞くとハードルが高く感じる方もいるかもしれません。

しかし、やることはシンプルです。

・顧客の問題を知り
・その解決策を提示し
・商品につなげる

だけです。

コーチング集客に限らず顧客にサービスを提供している方はとにかく最初の1人を獲得する事が大事です。できるならば3人獲得をしてください。

3人獲得できれば次のことができるようになります。

2.マーケティングを学ぶ

それがマーケティングです。

先ほどの導線のお話ですが、この導線で

・何を発信をすればいいのか?
・どんな商品やサービスを提供すればいいのか?
・どの順番で届けるのか?

がわかれば、それだけで売上は何倍にもあげられるようになるし集客効率・効果を何倍にも引き上げる事ができます。

ここを理解するためにはマーケティングを学ぶ事。

そして、

セールスして得たクライアントとセッションから得た情報をマーケティングに当てはめるのです。

3.コーチングスキルを最大限活かす

そして、これらにコーチングを活用するのか?がポイントです。そもそもコーチングというのは、

・質問を中心に気付かせる手法
・クライアントの目標を達達成するスキル


ですよね。

勘のいい方なら気付いているかもしれませんが、そもそもセールスもマーケティングも目の前にクライアントがいれば自然とできるものなのです。

あなたからセールスする必要はありません。
→コーチングをすればいいんです。

マーケティング戦略を自分で考える必要はありません。
→クライアントから聞けばいいのです。

そう、これらの2つのスキルをコーチングスキルにコーチングスキルを組み合わせてしまえばいいんです。

クライアントとの対面でしかコーチングは使えない。

ことはありません。

そもそもビジネスとは顧客の問題解決である。

この原理原則だけ頭にいれておけばセールスもマーケティングも自然と身に着けられるはずです。

結論

これで、コーチングビジネスの集客に関するガイドは終わりです。

いかがでしたか?

このガイドをもとにまずは何でコーチングセッションに集客をすればいいのかはわかりましたね。

あとは選ぶだけです。

選び方は以下のステップで行いましょう。

STEP1.それぞれの市場を調査する
STEP2.使えるもの・使いたいものを選ぶ
STEP3.導線を作る

あまり沢山一気にやらないように気をつけてください。よかったら下記のコメント欄で何を試すか?導線はどうするか?をシェアをしてください。


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