この記事では、どうやって売れるコンテンツを作ればいいのか?
を解決する実践型の売れるデジタルコンテンツの作り方をステップバイステップ形式で解説します。
ネタがなくても作ったことがなくてもこのステップで進めてください。
具体的には下記の7ステップです。
目次
計100個以上のコンテンツを制作したりプロモーションをしてきた私が最もシンプルで簡単な作り方を紹介していきます。
テンプレートも最後に用意してるので実践しながら記事をご覧になってください。
それでは、実際に売れるデジタルコンテンツを作成していきましょう。
STEP1.売れるトピックを決める
まずは、どんなトピックのコンテンツを作るのかを決めていきます。
男性向けの恋愛?
じゃあ、モテる男になる方法?
というように考えがちですが、昔はこれでも売れましたが現在はこういった抽象的なコンテンツは難易度が高くなります。
まずはニッチにしてください。
・デート?
・復縁?
・童貞の人向け?
より具体的な悩みや対象者にすると売りやすくなります。
戦う場所が悪ければ競争ばかりになり目立つ事ができません。そうなると、コピーライティングやブランドが重要視されるため埋もれてしまって売れません。
Google広告でも「モテる男になる方法」で検索すると大量の競合がいます。
しかし、
「女性と話せない」で検索したら競合がほとんどいなくなる。
あまりに少ないのは問題ですが、多すぎると競合に負けてしまうので丁度いい塩梅のトピックを決めてください。
STEP2.ターゲット(誰に?)を決める
トピックが決まったら、そのトピックのコンテンツを求めているターゲットを選定していきましょう。
つまり、そのコンテンツを求めている人の
・年齢や性別や職業などのデモグラフィック情報
・趣味や価値観などのサイコグラフィック情報
を決めていきます。
ようはそのトピックのコンテンツを購入する見込みのある顧客はどんな人なのか?何をしてきたのか?を明確にしていきます。
なぜか?
それはそもそもコンテンツを作るにしても販売をするにしても、最も大事なのは誰に語りかけるのかが最も重要だからです。
これがハッキリしていないとメッセージは伝わりません。
メッセージが伝わらないという事は、あなたがどれだけ素晴らしい知識や経験を持っていたとしても、それが相手に全く伝わらなくなってしまうのです。
ここで最も簡単な方法を紹介します。
それは、悩んでいたころや困っていたころの自分をターゲットにすることです。
そうすれば当時の自分に対して今の自分が語り掛けるようにメッセージを書くことができるようになるはずです。
自問する質問は・・・「トピック」で悩んでいたころの自分はどんな自分だった?
STEP3.得られる結果・解決する問題を決める
そもそもコンテンツを作る時に、どこまでもっていくのか?が決まっていないと何を書けばいいのかはわかりません。
ゴールはどこか?が重要です。
これがないと何をどの順番でどこまで書けばいいか?わかりません。
実際、UdemyやKindleもHow to系のコンテンツはタイトルでトピックがありどんな結果が得られるかが明確に提示されています。
この結果をしっかりと伝えられないコンテンツはそもそも売れないです。
そして、コンテンツを作ることもできません。
実際、このブログ記事も得られる結果を明確にしていますしオンラインコースも得られる結果を明確にしています。
例えば3800名の受講生がいるWordPress構築講座は、タイトルに得られる結果を明確に提示してます。
・タイトルに使う
・コンテンツを作る
ためにも結果は明確に決めておきましょう。
STEP4.ネタがなくてもOK!「解決方法を探す」
さて、ここまでで誰(ターゲット)をどこ(結果)に連れていくのか?
が明確になりましたが、続いて用意しておくべきはあなたが作るコンテンツの解決方法は一体どんなものなのかをハッキリとしておきましょう。
よく、コンテンツを制作するにあたってネタがないとか思うかもしれません。
しかし、ネタを探そうとするから見つからないのです。
解決方法がネタになり、その解決方法は自分で全て編み出すのではなく代わりに探して組み合わせればいいのです。
最もオススメは書籍です。
世の中には本を読めない人が沢山いてそれを動画の講座にしたりわかりやすくまとめたりするだけで価値がうまれます。
これはセールスの際や独自性を打ち出すために使います。
つまり・・・どのように解決するか?です。
ここをできる限り言語化しておいたほうが売れるし必要な情報だけを厳選することができます。
コンテンツを制作するにあたって最も怖いのが
・必要な情報をいれていない事
・不必要な情報をどんどん追加してしまう事
です。
そのため、解決策を先に決めておきましょう。
すると、コンテンツの中に他の方法と比較をしたり、あなたのコンテンツのメリットをしっかりと盛り込んでコンテンツを制作できます。
RIZAPのダイエット手法はカロリー計算ではなく糖質制限法です。
そのためカロリー計算の方法は教える必要はありません。
自分が提案する解決策はどんなものか?
これを明確にしないことには、どんなコンテンツを作るのか?それがなぜ効果があるのかを語ることはできません。
STEP5.カリキュラム(内容)を作る
ここまできたらカリキュラムを作りましょうと言っても詳細まで作る必要はありません。
書籍でいうところの「章」
オンラインコースでいうところの「セクション」
を作るのです。
つまり、何をどの順番で説明をし何をどの順番でやってもらうのか?の大枠を作るのです。
正直、ここまでできればほぼ8割型完成のようなものです。
では、どのようにカリキュラムを作ればいいのか?
最も代表的なコンテンツのパターンを紹介します。
1.はじめに・・・・得られる結果・著者・進め方
2.1章・・・・・・・・ロジック(原理原則や法則)
3.2章・・・・・・・・全体ステップ(コンテンツの消化の仕方)
4.3章・・・・・・・・マインドセット
5.4章・・・・・・・・STEP1
6.5章・・・・・・・・STEP2
7.最後に・・・・・・最後の挨拶
これをもとに各種セクション・章のタイトルを作っていきましょう。
そして、各種セクションや章をクリアすることによるメリットやなぜそれが重要なのかをメモをしておきましょう。
内容に入る前の導入として使えます。
STEP6.各セクションの詳細を埋める
そしたら、続いて各セクション(章)の詳細を埋めていきましょう。
ここまではコンテンツのスタートからゴールに向かう流れを作ってきましたが、ここからは各種セクションのスタートからゴールに向かう流れを作っていきましょう。
ここまで完成すればコンテンツを作るだけになります。
たとえば、Udemyは各種セクション(章)の中にコンテンツが敷き詰められています。
これは、オウンドメディアを構築する際にブログ記事を制作する手順を説明しています。
一番典型的なステップバイステップで作っています。
STEP1.
STEP2.
STEP3.
という、やる行動を順番に解説しています。
他にもリストの書き方でもいいので、内容を埋めていきましょう。
作り方は
・What・・・それは何か?
・Why・・・・それはなぜか?
・How to・・・具体的に何をどの順番でやればいいか?(リスト・ステップ)
の流れで作っていけばオッケーです。
感情的にも論理的にも納得できる価値あるコンテンツを作ることができるようになるでしょう。
STEP7.足りない部分をインプットする
ここまで作るとコンテンツが埋まらない状況になると思います。
特に初めてコンテンツを作る人におこりやすい現象です。
私も自分の関係のない新たなジャンルのコンテンツをプロデュースする際には途中段階で「足りない。」「どうすればいいのかわからない」状態になります。
インタビューしてても抜けてる場合が本当に多い。
なぜそんな状態になるのか?
原因は2つです。
・記憶を想起するキッカケがないから。
・知識や経験が足りないから。
つまり、脳の中の記憶にないか引き出せていないかのどちらかしかありません。
そのため、解決策はシンプルで「書籍を学びなおす」事です。
また、競合のコンテンツを読んだりすることが一番早い解決策です。見ると脳の中にある記憶が想起されたり、足りない学びがわかるはずです。
実際、1年以上コーチングのセミナーコンテンツを制作できなかった方から相談をされたとき、私はすでにやってるコーチングセミナーのスライドを見せて数問質問をしただけです。
「このセミナーで違うところはどこだと思いますか?」
「もっとこうしたらよくなりそうみたいなものはありますか?」
それだけ。
それで1年間一切作れなかったセミナーコンテンツを、1週間で完成させることができました。
足りない…シックリこない。
これは記憶を想起するキッカケがなかったからです。
STEP8.コンテンツを作成する
そしたら、実際にコンテンツを制作していきましょう。
ここまで完成したら後は頭を使うことなくただただ制作をするだけです。
制作するコンテンツは
・テキスト
・音声
・動画
の3つのどれかを選びましょう。
これは価格やコンテンツのタイプ、制作時間によって決めることができるはずなのでお好きなものを選んでください。
最も最適なものを選びましょう。
コンテンツの配布形式が決まったら続いてコンテンツの配布方法も決めていきます。
・ストレージ配信(オンライン上で消化)
・ダウンロード配信(オンライン上からダウンロード)
どちらかを選んでください。
わかりやすくするために表にまとめます。
※クリックをすると各種記事に移動します。
あなたはこれらのどれかを選んで制作していきましょう。
STEP9.感想や相談を受け付け修正をする
コンテンツを完成させてもそれで終わりではありません。顧客のフィードバックを見ながらコンテンツのクオリティーをあげていきましょう。
最初は60点程度でオッケーです。
実際にコンテンツを作る事と100%を目指す事ならば制作することのほうが重要です。
顧客の声を聞かずに質をあげようとしてもクオリティーはあがりません。
独りよがりになってしまうからです。
実際、私も最初からコンテンツの質をあげようとしてよりよくしようとするために説明ばかりが増えた時期がありました。
60通もの長いフォローアップメールを書いたのです。
しかし、ただ長くなるだけで成果はほとんどでませんでした。
短いメールにしたほうが実践率はあがったのです。
とにかく最初は無駄を省いて未完成でもいいのでコンテンツを仕上げましょう。
その後の顧客の反応を見ながら質をあげます。
実際、Udemyのコンテンツをプロモーションをした際に最初は異常に評価が低かったです。
しかし、声を聞きながら改善をする事で少しずつ評価を伸ばしていきました。
結論
コンテンツの作り方に関しては以上です。
コンテンツ販売における商品は正にコンテンツ。
このコンテンツが作れなければコンテンツビジネスをスタートすることすらできません。
その際にこの作り方は参考になるはずです。
テンプレ―トのダウンロードは下記から登録いただければスプレットシートのテンプレートをお届けしますので是非ダウンロードしてください。
さて、あなたはどんなコンテンツを作りますか?
実際に作ることができそうですか?
もし、何か試してみたい事や実践したけどうまくいかなかったことなどありましたらコメント欄で教えてください。