メタディスクリプションとは、説明タグとも呼ばれWEBページのコンテンツの内容を説明するHTML要素です。
GoogleやBingなどの検索エンジンのほとんどは、検索エンジンで上位表示するための要素としてメタディスクリプションを使用しなくなりました。
しかし、このメタディスクリプションは説明です。
検索エンジンの結果に表示されるのです。
そのため、この説明エリアはクリック率に影響します。
ブログSEO、サイトSEO、ECサイトのSEO全てにおいて重要です。
なぜ、メタディスクリプションが重要なのか?
確かにGoogleだけに限らずBingやYahooなどは、アルゴリズムでメタディスクリプションを検索ランキングを決定する要素として使うのはやめました。
とはいえ、記事のタイトルと同じくメタディスクリプションは検索結果のクリック率に大きく影響をします。
そして・・
クリック率は、ランキングの要因にはいっています。
実際、500万件のGoogle検索結果を分析した結果では、メタディスクリプションのあるページはメタディスクリプションのないページよりもクリック率が平均5.8%多い事がわかりました。
Google自体も、サイトの各ページにメタディスクリプションを書くことを推奨しています。
また、SNSでは、投稿にメタディスクリプションが表示されることがあります。
そのため、メタディスクリプションは直接検索ランクに関係はないけど、間接的に関係しているので結論はとても重要だと言う事です。
ただし、Googleは常にメタディスクリプションを検索結果に表示するとは限りません。
Googleはメタディスクリプションをコンテンツスぺニットに置き換える事がよくあります。
それだったとしても、サイトに全てのページにメタディスクリプションを作成することは非常に価値があるのです。
では、SEOに適したメタディスクリプションはどう書けばいいか?
ここで説明していきましょう。
1.ユーザーメリット重視のコピーを使用する
メタディスクリプションは、ターゲットユーザー(検索した人)があなたのページから得られるメリットを説明しましょう。
メリットがない記事は読もうとさえされません。
このメリットは何か?はページの内容によって大きく異なります。
例えば、オプトインLPの作り方【テンプレート付】を事例にお話しましょう。
この投稿を読むことのメリットは、検索で上位表示されるブログ記事の書き方をステップバイステップで学べる事です。
だからメタディスクリプションには以下のように記述しました。
ほとんどのコンテンツは、なぜか行う方法を学べることをメリットにしてしまいます。しかし、そこから得られるメリットを強調してください。
✖:ブログ投稿の仕方を学べる。
〇:検索上位になる
しかし、eコマースの製品ページでは、メリットの種類は大きく変わります。
例えば、RIDENの育毛剤の商品説明。
説明に「REDEN リデン 薬用 育毛剤 [公式店限定保証書付き] 90ml1ヵ月分 医薬部外品 リデンシル 配合 [ メンズ 男性用 女性用 スカルプ 頭皮ケア 育毛ヘアトニック」
意味の解らない用語がいくつかあります。
しかし、育毛剤を探している人にとって、これらの成分は結果をクリックするかどうかの決定に役立っているでしょう。
2.155文字以内に抑える
Googleは検索結果に表示されるメタディスクリプションの文字数を制限しています。
具体的には、説明の最初の155文字しか表示されない傾向があります。
そのため、メタディスクリプションは155文字未満にしましょう。
そうしないと・・・
説明が途中で途切れてしまう可能性があるのです。
※注意
Googleのメタディスクリプションの制限は、本当は文字数制限ではなくピクセルサイズで測定されています。技術的に言うと920ピクセルで切り捨てます。しかしほとんどの場合155文字になるはずなので気にする必要はありません。
SEOのプラグイン(Yoast SEOなど)は、タイトルタグとメタディスクリプションの文字数を自動的にカウントしてくれます。
3.Googleの広告からインスピレーションを得る
ベネフィット志向の説明を書く場合。
また、Googleの文字数制限を超えないようにしてください。
メタディスクリプションを書く側として色々詰め込みたくなってしまって気付いたら文字数制限を超えてしまっていたというのはよくある話です。
そこで見てほしいのがGoogleの広告コピーです。
なぜそんなものを見るのか?
Google広告の掲載順位は、広告主の入札額と品質スコアに基づいて表示されています。
品質スコアの最大の基準はクリック率です。
そのため、Google広告で上位表示している人達は、沢山の試行錯誤をして説明文に力を注いでいるのです。
そして実際にクリック率が高いです。
効果実証済みの説明文なのです。
どうやればいいか?
まずは、Googleであなたが扱うメインキーワードを検索します。
次に複数の広告で使用されているコピーに目をむけましょう。
そのコピーが役立つ場合は、それをディスクリプションに組み込んでください。
4.西暦を使う
これは、あなたの投稿するブログの内容が時流が存在している場合にのみ効果があります。
それ以外の場合は、説明に日付をいれる必要はありません。
ただし、コンテンツが最新のものである場合、最新のものが求められる場合は説明の中に日付をいれてみることをオススメします。
たとえば、「Youtube SEO」という用語のページ。
このキーワードで検索しているユーザーは、できる限り最新の情報をもとめている可能性が高いです。
・過去の手法が通用しなくなる。
・新しい機能に変わることもある
・新しいツールが提供されている
わけなので古い情報ならば、ユーザーはその情報をシャットダウンしてくれるのです。
そのため、そういう時流が変化するコンテンツに関しては「最新情報である」という事実を強調したほうがいいです。
これは西暦の場合もあるし、更に月を含めたい場合もあります。
たとえば、「月間ランキング」などがあるジャンルや、統計的なデータがある場合。
このアプローチの欠点は、毎月メタディスクリプションを手動でへんこうする必要があるということです。
しかし、クリック率は絶対にあがります。
5.ターゲットキーワードを含める
メタディスクリプションの説明文の中には少なくとも1つのメインキーワードを含めた方がいいです。
直接的にSEOに効果があるからではありません。
先ほども言いましたが、メタディスクリプションはSEOのランキング要因ではありません。
では、なぜ含める必要があるか?
理由は3つあります。
1つ目。検索結果からのクリック率を獲得できるからです。
理由は一目でわかるはずです。
そうです。検索結果でキーワードを太字にしてくれるからです。
際立ちますよね。
第2に、あなたのキーワードとユーザーが検索したキーワードが一致していることを強調できるからです。
たとえば、「オプトインページ テンプレ―ト」を検索したとします。
検索結果に”オプトインぺージ テンプレ―ト」というキーワードが説明文にはいっているとクリックされる可能性が高くなります。
6.サブキーワードを含める
更に、文字数にあまりがあるのならばサブキーワードも説明文にいれていきましょう。
メインキーワードのサジェストキーワード。
例えば、
メインキーワード:ブログ投稿
サジェストキーワード:メリット、デメリット、作り方、集客、プラットフォーム
これらのサブキーワードは記事の中で見出しや内容に含まれているはずです。
その内容をメタディスクリプションに記述する事が大事です。
それによってユーザーは「メリット、デメリット、作り方、集客、プラットフォーム」のようなサジェストキーワードで検索をしたとしてもクリック率を維持することができるでしょう。
サジェストキーワードはメインキーワード以上に詳しく知りたい方々。その人達に「あなたの検索した細かい質問にもこの記事では答えていますよ。」というメッセージになります。
7.各ページに独自のメタディスクリプションを書く
サイトの全てのページに固有のメタディスクリプションタグを記述してください。
沢山記事があって似た記事だからと言って同じ記述をしないようにしてください。
最近、Googleは独自のメタディスクリプションを使用することを推奨しました。(自動生成させたり、設定しないままは推奨しないということです。
重複したメタディスクリプションはよくありません。
もし、5000ページ以上のeコマースをやってるならば相当な苦痛だと思います。
でも、それでもやる価値はあります。
結論
さて、いかがでしたか?この記事では検索上位になるためのSEO対策のためのディスクリプションについて解説をしてきました。
もちろんディスクリプションだけがSEOで重要なわけではありません。
他にも学ぶことはありますので、ブログSEO攻略初心者向けガイドやブログ投稿決定版ガイドなどを参考にしてください。